好きなこと 読書 最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常  読了


面白かったです。


実際に藝大の方にインタビューをした話が書いてあります。


私は頭のいい人が好きでなんですね。単純に。頭の中で何を考えているのか、どんな思考回


路なのかが凡人の私には興味津々。


藝大はさらに私には理解できそうもない芸術分野。


総じて思ったのは、一つのもの、一つのことを突き詰められる人達ってやっぱりすごい!と


いうことです。


1つのことに熱中したり、突き詰めたり、勉強したり、考えたり、でもそれを苦と思わな


い。


一つの作品を何日も何日もかけて作って、展示して、終わったら壊してしまう。


え。この時間は何?壊すことが分かってて、何故に全力で取り組める????と凡人の


私は思うのですが、それをもいとわない。そこに意味を見つけること自体がナンセンスなの


かもしれないですね。


「トライアングルなんて誰がたたいても一緒」という言葉にイライラする打楽器奏者の方の


話も面白かった。確かに!申し訳ないけど、誰がたたいても一緒な気がします(*^^*)


でも、そこを突き詰める。もしかしたら、私みたいな素人にはやっぱり分からない、気付か


れないかもしれないのに、追及する。


1つのもの、1つのこと、更には人、に物凄く入れ込むことが今まで私にはなかったので、


そういうものを持っている人たちに強く惹かれるのかなぁと思う。


東京藝術大学の学園祭「藝祭」にも行ってみたいなぁ。