バレエサークルに行ってきました。

バレエサークルでは、何か月かかけて1曲の踊りを練習していて、最終的には一人ずつ皆さ

んの前で、衣装を着て発表するのですが、とうとうその日がやってきました(*'▽')

行く前に、私は辞退しようと思っていました。全然踊れないし、発表は次回から参加させて

頂こうと。断る準備万端でレッスンに行きました。

先生に「SAKURAちゃん、どうする？やってみる？」と聞かれたので、

「いや、先生、私皆さんの見ながらじゃないと出来ないし、一人だと無理だし・・・モゴモゴモゴモゴ・・・。」

「でも、振り、覚えてきてるよね？一人じゃ無理だったら応援つける？？？」

「う～ん・・・モゴモゴモゴモゴ・・・。」と結論を出さないうちにレッスンが始まりました。

実は、上手な方が踊って下さっている動画を何度も何度も何度も見て、振りだけは覚えたん

です。大勢の中のいつも後ろの隅っこのほうで踊らせてもらっているのですが、ちゃんと先

生が私が振りを覚えてきていることを見ていて下さっていたんですね。それだけでも嬉しか

ったのですが。

覚えるといっても、雰囲気だけ。全然出来てないのですが、こんな感じ・・・というのは覚

えてきたのです。だからちょっと、ほんのちょっとだけ「踊ってみたい」という気持ち

がありました。

でも「下手だから恥ずかしい。私なんかが踊っても」という思いの方が勝ってお断りしよう

と思ってました。

いよいよ衣装を着て順番に一人ずつ踊っていったのですが、皆さんとってもお上手で♪素敵♪

見とれていたらいよいよ私の番になってしまいました(*'▽')

先生が「SAKURAちゃん、どうする？応援つけてやってみる？間違えたっていいん

だよ！」という言葉に、自分でも考えてなかった言葉が出てきました。

「先生、一人で踊ります！！！」

そうだよね。別に間違えたって不格好だって、誰にも迷惑かけるわけじゃないし、怒られる

わけでもないし。完璧じゃなくたっていいんだ。せっかくこんな機会作って下さっているの

だから、ちょっとでもやりたいって思ったらやったほうがいい！と秒で決断しました。

あんなに断る気マンマンだったのに。

ものすごく緊張して、顔もひきつって、全然覚えていないのですが、終わって皆さんが拍手

して下さった時には何だか泣きそうになりました。

すごく下手だったと思うのですが、先生や皆さんが暖かい言葉をかけて下さって。あ～挑戦

して良かったって思いました(≧▽≦)。

これからの人生、ちょっとでも「挑戦したい！」とか「やりたい！」っていうことがあった

らやったほうがいいと思うのです。今までは、周りにどう思われるかばかり考えていたん

ですね。

そういえば、レッスンに通って最初の頃、「全然できなくて・・・」と先生に言ったら、

「失敗したっていいのよ～。皆んな自分のことしか見てないから(≧▽≦)」

と笑いながら言って下さいました。

素敵な先生に巡り合えて、感謝しかないです(≧▽≦)。そういう先生の周りに集まってくる

皆さんも、暖かくて本当に感謝です。次回のレッスンも楽しみです。

またレッスン頑張ろうと思います(≧▽≦)。